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私のコレクションにドイツやオーストリアのガラス・シンブルの数々が集まっていくにつれ、私は以前から大好きだった日本伝統の江戸切子でマイ・シンブルを作ることを夢見るようになりました。

でも、そんなことはできるわけがない・・・と諦めていたある日、素敵な出会いがありました。
東京都伝統工芸士の方とめぐりあったのです。

江戸切子とは、江戸時代に江戸で作られたガラス(硝子)製品のことをいい、切子とはカット模様のことを指します。
ガラス製品がいつ日本に伝わってきたかははっきりしませんが、江戸時代を通じて江戸の職人たちの職人技により隆盛をきわめ、最近ではカット技術の進歩でさまざまなデザインが生み出されています。

磁器のシンブルを持参して「こういうものはできませんか?」と無理なお願いをした私に、東京都伝統工芸士の方は見事に応えてくださいました。
かぶせガラスという技法にダイヤモンド・カッターでカットを加えるのは、シンブルのような小さなものでは大変むずかしく、試作に次ぐ試作を繰り返されたようです。

初めは青(ルリ)・紫・緑の三色、さらにしばらくして赤色ができました。
この赤色は、クリスタル・ガラスに金で発色させるので「金赤(きんあか)」と呼ばれ、特に珍重される色だということです。

貴重な材料を使い、職人さんの良心の結晶として大変な手間をかけて開発されたこの江戸切子シンブルですが、その深く鮮やかな色や澄み切った輝きを見ると、ちょっと大袈裟ですが「この世に初めてのものを出した!」という満足感を覚えます(笑)。

宝石のような美しさで、私にとって本当に宝物です。


金赤(きんあか)

特に珍重される色である「金赤(きんあか)」。
クリスタル・ガラスに金で発色させます。
とても女性らしい美しい赤です。


青(ルリ)

実物は、もう少し濃い目の色で紺色に近いです。

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実物は、あとほんの少しだけ濃い目で、
落ち着いた感じの色です。


実物は、もう少し濃い色で、深緑に近いです。

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